トイレの扉には内開きと外開きがあります。
築30年以上の古い家だと内開きが主流でした。
トイレは廊下に面している場合が多く通るのに邪魔になる、トイレが広く余裕があった為です。
しかし現在では外開きが基本になります。
内開きだとトイレ内でなにかあったときに助けようにも、中の人にぶつかってドアを開けることができないからです。
脳梗塞などでトイレ内で倒れる場合が多く見られるようになり、内開きの問題性がわかるようになりました。
高齢者社会に向かって住宅もそれにあわせて考えるようになり、トイレの扉は外開きの方がなにかあったとき安全とわかったからです。
また内開きのころはトイレ内に段差があることが多く見られました。
リフォームをしてバリアフリーにする場合、内開きだと段差にひっかかってしまいます。
さらに車イスでトイレを利用するとき内開きだと閉めづらくなり不便です。
こうしたことから、トイレのリフォームをするときは扉もあわせて外開きにするのが主流です。
使いやすいトイレのリフォームには、廊下の状態も大きく関わってきます。
和式トイレを洋式に変えたり、もともと洋式のトイレでも最新式のものにつけかえたりする場合や、高齢化対策として体が不自由であっても使いやすいようにするなど、リフォームには様々な理由がありますが、どの場合も廊下との兼ね合いが重要です。
より使いやすくするためには、もともとのトイレの広さより幅が必要なケースがよくあり、スペースを確保するためには、トイレに通じる部分を利用する必要があるからです。
また高齢になった家族も安全に利用できるようにするリフォームの場合、楽に出入りできるようにしなくてはなりません。
トイレとの間に、敷居や段差がある場合は、段差を取り払いバリアフリーにします。
車いすで利用することも考えると、一般的なトイレのドアでは狭く出入りができません。
壁から出入り口を確保することもあります。
このようにトイレのリフォームは廊下との行き来も重視する必要があります。
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